こんにちは。
最近の相場はボラが高くオモシロイ。
7,8月は昔から夏枯れ相場と言われ、市場参加者が減ることで流動性が縮小し、相場の動きが無くなる時期です。
というのも、海外の投資家やファンドマネージャー、日本の投資家が夏休みということで休暇を取るため、取引量が低下する傾向が高いです。
ですが今年の7,8月は、
- トランプの関税発動
- 石破政権の進退の動向
- 雇用統計の大幅下方修正
- パウエル議長の辞任の有無
- アメリカの利下げの有無
- ジャクソンホール会議
など、相場が大きく動く要因が盛沢山。
チャンスが目の前に落ちているので、遊んでる暇なんてない。
実際に流動性が低下している傾向がまだ見られないので、海外の投資家、ファンドマネージャーも「今年の夏は稼ぎ時」と考えているのかもしれない。
ちなみに、直近2週間のマーケットは非常に面白かった。
7月24日(木)からジリジリドル円が上昇し、日銀会合で植田総裁が(利上げはまだしない)などの発言で一気に151円まで上昇。
※ドル円(30分足)
ただ、8月1日(金)の米国雇用統計で、なんと数時間で3.5円程度も落ち、現在147円を推移しています。
久しぶりに大相場が訪れたので、勇気を出してバンバン撃ち合いチャンスにのれましたが、今まで見たことのない動きでビビった。
チャートの動きに違和感を抱いたので調べてみると、今回の雇用統計は、「不正操作」だったらしい。
詳しい情報はコチラをチェック↓
引用:トランプ氏、雇用統計「不正操作」と主張 労働省統計局長解任も命令
また、トランプは何度も利下げしろと言っていて、利下げに否定的なFRB議長のパウエル議長に「利下げしないなら解任してやる」と圧力をかけている。
※FRB議長は連邦準備制度理事会のトップ
パウエル議長を解任すれば、アメリカの利下げ期待から大きく下げる可能性が高いと考えています。
パウエル砲がくるのも時間の問題か?
それにしてもトランプは市場を動かしすぎ。
米国の株を買えと言えば爆上げ、パウエルを解任するかもと言えば爆下げ。
「こんなに市場を動かしていいの?」と思えるレベルにボラが高くてある意味オモシロイ。
特にニューヨーク市場が開く22時30分くらいからトランプが起床し、XやTruth Socialでつぶやくのでニューヨーク市場はボラが高い。
あと最近オモシロかったニュースは、個人投資家の為替ブームです。
詳しい情報はコチラをチェック↓
引用:個人投資家の為替ブーム、「聖地」日本以外に拡大-高レバレッジ誘因
- コロナ以降からはじまった投資ブーム
- トランプ発言によるボラティリティーの増加
- 投資家配信者の興味関心
などの要因からはじめる方が増えたのでしょう。
引用:https://shikiho.toyokeizai.net
ちなみに、今週8月8日には、石破首相の進退に関する自民の両院議員総会が開催されます。
石破首相どうなる??
今週もしっかりとマーケットに注視し、コツコツチャンスをものにしていこうと思います。
経済、政治によって世界が動く。まるで市場は生き物だ。