こんにちは。
今回は、厚生労働省がまとめた報告書「働き方の未来2035~一人ひとりが輝くために~」をもとに、10年後の社会や働き方を考えていきます。
報告書は内容が多いため、本記事では重要なポイントをわかりやすく要約し、僕なりの考えも交えながら紹介します。
10年後の未来をイメージしながら、今からできる準備について一緒に考えていきましょう。
働き方の未来2035とは?

「働き方の未来2035」とは、厚生労働省が2016年に発表した、2035年ごろの働き方や社会の変化について考えた報告書です。
この報告書では、AIなどの技術が進歩することで、会社に通わずに働いたり、複数の仕事を掛け持ちしたりする人が増えると予測しています。
また、働いた時間だけでなく、仕事でどのような成果を出したかが、より重視されるようになると考えています。
言ってみれば、完全実力主義の社会です。
会社に勤めることだけが当たり前ではなく、一人ひとりが自分に合った働き方や生き方を選べる社会を目指した内容です。
2035年の働き方はどう変わる?具体的に紹介
ひとつの会社に依存しなくなる

いわゆるフリーエージェント社会です。
一つの企業に所属し続けるだけでなく、複数の企業と契約したり、プロジェクト単位で働いたり、自分で事業を営んだりする選択肢が増えます。
例えば、コンサルタントがA社の経営支援、B社のマーケティング支援、C社の新規事業の立ち上げを並行して担当するイメージです。
企業にとっても、すべての人を社員として雇うのではなく、必要な能力を持つ人と柔軟に協力する形が広がると考えられています。
会社や時間に縛られず働ける

これまでは、決まった時間に会社へ行き、オフィスで働くのが一般的でした。
これからの時代はますます、AIやインターネットの発達によって、自宅や地方、海外など、好きな場所で働けるようになってきています。
また、決まった時間に働くことよりも、仕事でどれだけ成果を出せたかを重視する働き方も広がっています。
こうした働き方は、コロナ禍をきっかけに広まり、今では少しずつ当たり前になりつつありますよね。
AIを使いこなすことがマストになる

AIが発達すると、これまで時間がかかっていた作業も、短い時間で終わらせられるようになります。
その分、新しいアイデアを考えたり、自分の知識や経験を活かしたりすることに時間を使えるようになります。
一方で、AIを使いこなせる人と、そうでない人との差も広がっていくかもしれません。
AIを活用して効率よく仕事を進める人が増えるなか、AIを使いこなせない人にとっては、厳しい時代になっていく可能性もあります。
これからは、長い時間働くことよりも、AIをうまく活用して、どれだけ良い仕事ができるかが大切になっていくのではないでしょうか。
前の記事で紹介した孫正義さんの講演で語られていた内容にも通じます👇
こんにちは。 今日は、SoftBank World 2026 孫正義 特別講演を見た感想について、アウトプットさせていただきます。 SoftBank World 2026 孫正義 特別講演とは? https://www.youtu[…]
地方に住みながら世界を相手に仕事をする

インターネットがあれば、海外の企業やお客さんともつながれる時代です。
そう考えると、わざわざ東京などの大都市に住む必要もなくなっていくのではないでしょうか。
例えば、自然豊かな地方で暮らしながら、海外の企業から仕事を受けて収入を得る。
そんな生き方も、決して夢物語ではないし、住む場所に縛られず、世界を相手に仕事をするのが当たり前になっていくでしょう。
2035年頃になれば。これまで当たり前だと思っていた働き方や暮らし方が、大きく変わろうとしているのかもしれませんね。
2035年のAIによる仕事の変化

この報告書で特に重要なのが、AIによる仕事の変化です。
厚生労働省の懇談会では、AIによって仕事がなくなる可能性だけでなく、人間が担う仕事の中身そのものが変わると考えています。
| AIが担いやすい仕事 | 人間が価値を発揮しやすい仕事 |
| 定型的な事務処理 | 経営や事業の企画 |
| パターン化された分析 | 最終的な判断や意思決定 |
| 繰り返し行う作業 | 新しい商品・サービスの開発 |
| 情報の整理・翻訳 | 面白さや魅力を評価すること |
| 単純な問い合わせ対応 | 人間同士の信頼関係を築くこと |
これはあくまで報告書の考え方を整理した分類で、右側の仕事ならAIに代替されないと保証されているわけではありません。
たとえば、AIが市場データを分析してくれるようになれば、データを集める作業だけで価値を生み出すのは難しくなるかもしれません。
一方で、その分析をもとに何をするか決める人、顧客のニーズを見つける人、新しいビジネスを生み出す人には、引き続き活躍の余地があるでしょう。
つまり、AIを使われる側で終わるのか、AIを使って価値を生み出す側になるのか。
これが重要な問題になると読み取れます。
2035年には会社員と自営業者の境界線が曖昧になる

例えば、こんな働き方です。
月曜日は企業のコンサルティングを行う
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火曜日は自分のメディアで発信活動をする
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水曜日は別の企業のプロジェクトに参加する
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木曜日は自分が作ったコンテンツやサービス販売をする
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金曜日は空いた時間に新しいスキルを学ぶ
このように、複数の仕事から収入を得たり、報酬以外のやりがいを求めて活動したりすることが、より一般的になるという見通しです。
従来のように「どの会社に勤めているか」だけでは、その人の働き方を説明できなくなります。
代わりに、何ができるのか、どんな成果を出せるのか、どんな専門性を持っているのかが重要になるとのこと。
ただし、これは働き方が多様化するという予測であって、会社員がいなくなるという意味ではありません。
2035年に向けて個人は今から何をすればいいのか?

この報告書を現代の働き方に置き換えると、次の5つが重要なポイントというか、マストにやるべきことです。
| 今から取り組むこと | 具体例 |
|---|---|
| AIを使う | 日々の業務や情報収集にAIを取り入れる |
| 専門性を磨く | 自分が得意な分野を深掘りする |
| 情報発信をする | SNSやブログ、YouTubeなどで知識・経験を公開する |
| 収入源を分散する | 本業以外の事業や仕事を育てる |
| 生活基盤を整える | 貯蓄、社会保険、契約条件などを把握する |
自営業の方も会社員の方も、これからの時代を乗り越えるためには重要な要素だと思います。
専門性を高めることも、自分の事業を育てることも、いずれも将来の選択肢を増やす方法です。
選択肢を複数持つことは、生存戦略を考えて上で非常に重要なポイントになるので、上記で挙げた全てをコツコツ積み上げていく必要があるでしょう。
再びコロナ禍がきても、経済ショックみたいなのがきても、紛争や戦争が起きても、まずは生き残ることが重要ですからね。
2035年に向けて、どんな人が活躍しやすいのか?
ここまでの報告書の内容を踏まえて、将来に向けて重要になりそうな能力を整理します。
① 変化に合わせて行動できる人

一つの会社や仕事に固執せず、必要に応じて学び直したり、別の道に進んだりできる人です。
人はつい、調子がいいと自分がやっていることが全て正しい、今の事業は永続的に続くと前に向きに考えがちです。
ポジティブに考えることは大切なことなのですが、時代は着々と変わっていきます。
特に自営業者は、調子がいいときに、後々の種まきをしておくことが、長期的に生き残るためのポイントだと感じています。
そのためには、リスクヘッジとして、「もしこういうことがあったらどうしようか」と常々考えておくことが大切かなと。
② 自分で考えて判断できる人

大切なのは、目の前の問題に気づき、自分なりに解決策を考えられることです。
自営業の方なら、仕事について自分で考え、判断するのは当たり前かもしれません。
一方で、社会の動きや政治、経済についてはどうでしょうか。
例えば、政治家や役人は、この世界や社会をどのような構造にしたいと考えているのか、ワクチンの後遺症がなぜ今になって被害が相次いでいるのか。
ニュースを見て終わりではなく、「なぜこうなったのか?」「自分たちに何ができるのか?」と、自分なりの意見を持つことが大切だと感じています。
③ AIを活用できる人

AIに仕事を丸投げするのではなく、目的を設定し、結果を評価し、成果につなげられる人です。
例えば、ブログを書くときも、AIに文章を作ってもらうだけでは十分ではありません。
どんな人に読んでもらいたいのか、何を伝えたいのかを自分で考え、AIに指示を出す。
そして、できあがった文章を確認し、自分の経験や考えを加えていく。
こうすることで、AIを単なる作業の代行役ではなく、自分の能力を高めてくれるパートナーとして活用できます。
AIがどれだけ進化しても、何を目指すのか、どんな価値を生み出したいのかを考えるのは自分自身です。
だからこそ、普段から自分の頭で考え、判断する力を磨いておきたいですね。
④ 独自の視点を持っている人

自分の経験や知識をもとに、他の人とは違うアイデアや価値を生み出せる人です。
例えば、同じニュースを見ても、「大変なことが起きた」で終わる人もいれば、「これから社会はどう変わるのか?」と深く考える人もいます。
こうした日々の気づきや、自分なりの考え方が、新しいアイデアにつながることもあるでしょう。
AIを使えば日々の業務は簡単になっていきますが、そこに自分ならではの経験や考えを加えることで、他の人には生み出せない価値が生まれるはずです。
周りと同じ答えを出すだけでなく、自分なりの視点を持ち、それを自分の言葉で伝える力が、これからますます大切になっていくのではないでしょうか。
まとめ:未来に向けて準備をしておくこと

今回紹介した報告書は、今から10年前の2016年に発表されたものです。
まだコロナ禍が始まる前にもかかわらず、現在の働き方や社会の変化につながる内容が書かれていました。
まるで、これから社会がどのように変わっていくのか、あらかじめ予測されていたかのようです。
振り返ると、未来は突然変わるのではなく、少しずつ変化の兆しが現れているのかもしれませんね。
改めて僕らが注視すべきポイントをまとめます👇
- AIを積極的に使う
日々の業務改善から少しづつ導入し、効率化と生産性を向上していく
- 専門性を磨く
事業の専門性や得意ジャンルの領域をより磨いてプロフェッショナルになる
- 情報発信をする
SNS、ブログ、YouTube、他メディアなどを活用し自分の意見を発信していく
- 収入減を分散する
事業の分散、仕事の分散、投資収益と事業収入の分散でリスクヘッジをする
- 生活基盤を整える
軍資金はあることに尽きる、自営業者は1億はマストで作っておく
僕の記事を見ている方は、同じ内容が多少重複するカタチになっているかもしれませんがご了承ください。
とはいえ、同じ話でも何度も見たり聞いたりすることで、改めて気づくこともありますよね。
僕自身も、こうして記事にすることで、未来に向けて準備する大切さを再確認できています。
とりえあえず、今を楽しみながらも、未来に向けてコツコツ準備していきましょうか。
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