こんにちは。
自民党総裁選の結果は、高市早苗氏が小泉進次郎氏を破って新総裁になりました。
そこで今回、高市総裁になったことで、直近の日本経済にどのような影響を与えるのかについて、僕なりに考察したいと思います。
裏に麻生太郎氏
今回行われた総裁選のポイントについて。
多くの政治学者が「小泉進次郎氏が優勢」とみていましたが、麻生太郎氏の意向が大きく働き、票が高市氏に流れたのが勝因の大きなポイントだそうです。
個人的に麻生太郎氏は、日本を支えるフィクサー的な権力者というイメージがあり、はっきりした発言が好みです。
あとギャングスターみたいにお洒落で、素直にカッコいい。
良い意味で近寄りがたいオーラがある。
ちなみに、多くのメディアでは高市氏の鹿問題がクローズアップされていましたが、有識者は政策面では安全運転で進むとみているようです。
高市総裁は保守派
小泉氏は「自民党の再建」を、高市氏は「日本の再建」をスローガンに掲げていました。
高市氏は保守派であり、終戦の日や例大祭に靖国神社への参拝を欠かさず足を運ぶ方です。
中国メディアは以下のように報じています。
- 高市氏は『安倍元首相の継承者』と自称している
- 日本の右翼政治家の代表人物の一人となった
- 中国への侵略の歴史を否定し、何度も靖国神社を参拝
中国にはあまり良い印象を与えられていない感じ。
ちなみに、中国のSNSの微博(ウェイボー)では、高市氏の新総裁選出に関する投稿が、アクセスランキングでトップとなった模様。
現在、中国、韓国など周辺国との関係性、外国人政策をめぐり物議をかもしており、今後の外交が見どころといえるでしょう。
引用 朝日新聞:高市新総裁、中国で一斉速報 「過去に靖国参拝、9条改正など主張」
また、高市氏が取り組む課題については、
- 何としても物価高対策に力を注ぎたい
- 外交も安全保障も大変難しい時期
- 日米同盟の強化をしっかりと確認し合う
と強調しており、他国との協力が必要と話している。
引用 BBC:高市早苗氏、自民党の新総裁に選出 日本初の女性首相となる見通し
世界中で保守政党が台頭
現在世界中で、保守政党が台頭してきています。
例えば、米国ではアメリカファーストをスローガンに掲げる、共和党のトランプ政権。
韓国では、保守系最大野党「国民の力」、日本でも多数の新しい保守党が出てきています。
イギリスでも同じです。
この流れは、グローバリズムへの国民の反感と言えるでしょう。
国独自の文化や伝統が脅かされることで、「自国を守らなければいけない」という意識が国民全体、国全体で芽生え始めていることがわかります。
ただ、何事も行き過ぎた思想は軋轢を生むので、僕らはフラットな目線で政治、経済を見ていく必要があると思います。
高市トレード始動
高市総裁は積極財政派です。
積極財政とは、日本経済が停滞しているタイミングで、政府が財政支出を拡大し、景気回復を図ろうとする政策です。
具体的には、
- 消費税減税
- 経済的な格差是正
- 社会保障の拡充
- 失業手当の拡充
- 子育て支援給付
などの施策が挙げられます。
財政支出を増加させるということは、緩和的な金融政策が継続するという思惑が働くので、短期的には円安・株高に進む可能性が高い。
来週月曜日、市場が開くと同時に「高市トレード」が始動し、ボラティリティが高まること間違いなし。
昨年、緊縮財政派の石破首相になったときは大きく暴落しました。
そのため、市場が大荒れする確率が高く、2円程度大きく動くと予想、月曜日は早起き必須。
だれが首相になろうとやることは同じ
日本の首相がだれになろうと、国民ひとり一人の暮らしが劇的に変わることはない。
実際今までもそうでした。
自分が今何をすべきで、どこに注力しなければいけないのか、それを継続していく。
政治にはあまり期待しないという気持ちで、個々の豊かさを獲得するために毎日楽しみながら頑張っていきましょう。
とはいえ、高市氏にはやる気に満ちた覇気を感じるので、少しでも日本がいい方向に変わるきっかけになると期待しています。
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