行動経済学者ダニエルカーネマンから学んだ10個の理論をご紹介!

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スガツヨ

こんにちは!

季節の変わり目はいつも腹を壊してしまう、ノマドライフのスガツヨです。

雨が降る中コーヒーを飲み、ゴロゴロ読書をするのがなんか好きな今日この頃です。

さて今回は、行動経済学者のダニエルカーネマンから学んだ理論や法則について皆さんにアウトプットさせて頂きます。

最近感じるのは、「目に見えないものを意識して生活できるか?」が人生をより豊かにさせるのかな?と思えるようになってきたことです。

というのも、僕が出会った、経営者や起業家、投資家の方全員が、「目に見えないものを大切にして生きている」と知ったからです。

なので、今回は目に見えない法則や理論を知り尽くした、行動経済学者のダニエルカーネマンから学んだことをお伝えしていきます。

では参りましょう!

行動経済学者ダニエルカーネマンとは?

出典:https://courrier.jp

行動経済学の創始者のひとりで2002年にノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマン。

幸福研究の第一人者としても知られる。

米プリンストン大学の名誉教授でもあるカーネマンは2002年、故エイモス・トヴェルスキーとの共同研究でノーベル経済学賞を受賞した認知心理学者です。

2人は同研究で、人間の判断は統計や常識に反するような誤った評価と直観にもとづいて下されていることを証明した。

この研究が導き出した行動モデルによって、それまで合理的行動に基づき仮定を立ててきた多くの経済学モデルは修正を余儀なくされることになった。

そして、カーネマンの洞察から、人間の非合理的で衝動的な行動を考慮にいれた「行動経済学」という新しい研究分野が生まれたのだ。

出典:https://courrier.jp/news/archives/143831/

スガツヨ

ではここからは、ダニエルカーネマンから学んだ、”目に見えない法則”をご紹介します。

1. バタフライ効果 

「バタフライ効果」とは非常に些細で小さなことが理由で、様々な出来事を引き起こし、徐々に大きな出来事に変化していくことを指します。

「バタフライ・エフェクト」と呼ぶこともあります。

どちらも言い方が異なるだけで、意味は変化していません。

 具体例

例えば、尊敬する人と出会ったことがきっかけで、様々な因果関係から人生が変わるなど。

思考が変わったり、価値観が変わったり、ビジネスの仕組みを知ったりと、色々な要因が働き大きな出来事も変化していく。

たった一回のきっかけによって、自分の目標や夢が叶う確率が高くなる。

このように、一回の小さなことがきっかけでも人生を変えられるので、どんどん行動していこうと思える法則でした。

2. ハインリッヒの法則

「ハインリッヒの法則」とは、労働災害の分野でよく知られている、事故の発生についての経験則。

1件の重大事故の背後には、重大事故に至らなかった29件の軽微な事故が隠れており、さらにその背後には事故寸前だった300件の異常。

いわゆるヒヤリハット(ヒヤリとしたりハッとしたりする危険な状態)が隠れているというもの。

 具体例

例えば、会社を辞めたいと思ったら、そこには29個の原因や理由がある。

それは人間関係なの?給料の低さやブラック労働なのか?

はたまた、上司が嫌いなのか?ワンマン経営や休日出勤が嫌なのか?

会社が嫌いな部分が29個あり、その背後には300件近くの要素が隠れているということ。

(僕は会社員が嫌だった。今思うとその要素は本当に300件近くあるかもしれない)

3. プロスペクト理論

人間は損失により受けた精神的ダメージは、その2倍以上による幸福感でなければ、相殺されない。

人は利益を得る場面では、確実に手に入れられることを優先し、反対に損失を被る場面では、最大限に回避する。

 具体例

例えば、恋愛。

  • 連絡した方がいいのかな?
  • 告白しようか?どうしようかな?
  • この人で本当にいいのかな?

こんな風に迷うのもプロスペクト理論。

幸福感よりも損失による苦痛を避けたいので、なかなか行動に移せない。

また、今恋人がいる人は失いたくないばかりに、思いがけない行動を取ってしまうなど。

4. サンクコスト効果

人間は自分がかけたコストを本能的に回収しようとする。

 具体例

この言葉を聞いて、以前の会社の人事の人を思い出した。

人事から言われたのが、「次の就職先どうするの?同じ業界で探すべきだね!」とのこと。

僕は結果的に起業したが、人事の人達にも”サンクコスト効果”が働いていると理解できた。

「過去にコストを掛けたことだけが人生じゃない!」と言ってやりたいです。

5. 現状維持バイアス

未知なもの、未体験のものを受け入れたくないと感じ、「現状のままでいたい」とする心理作用。

 具体例

例えば、一つのことに集中して数年間頑張ってきた。

ただ、時代は変わりつつあるのに、同じことをずっと繰り返してしまう。

なぜなら、今までやってきたことを全否定されている気分がするから。

現状維持は衰退の始まりなので、どんどん新しいことに着手するべきだと感じた。

6. 損失回避

人間は「得をすること」よりも「損をしないこと」を選んでしまうという法則。

 具体例

例えば、すき家に行った時、つい毎回同じお気に入りのメニューを選んでしまう。

もしこのような経験が多いなら、「他のメニューを食べて、損したくない」と思っている証拠。

要するに、新しいお店を探すよりも、いつもと同じお店で安定・安心の損がないお店を選んでしまうのが人間。

7. ヒューリスティック

確率の評価や価値の見積もりといった複雑な作業を単純な判断作業に置き換えるもので、多くの場合にきわめて有用であるが、ときに深刻な致命的なエラーにつながることがある。

(例:カジノ)

 具体例

コインを4回投げたときのことをイメージしてください。

  • 1.
  • 2.表  

感覚では1の方が裏が出やすいのではないかと思いがち。

ただ、実際は出る確率は同じなのです。

これがヒューリスティック。

8. ギャンブルの誤謬

ある事象の発生頻度が特定の期間中に高かった場合に、その後の試行におけるその事象の発生確率が、低くなると信じてしまうという誤謬である。

(例:コインの裏と表)(101回目のプロポーズ)

 具体例

僕は大学時代にパチンコをした経験がある。

初心者ながら1000円を入れたら、なんと5倍の5千円になった。

そして、欲をかいて5千円を5万円にしようとしたら、全額失った…。

これはまさにギャンブルの誤謬なんだと思った。

9. 時間的な成功の逆転

すぐにもらえる小さい報酬か、将来にもらえる大きい報酬か。

 具体例

これは大きく考えると、アルバイトと経営者の関係。

アルバイトは目の前の報酬のために生きる。

経営者は時間をかけてビジネスを作り、最終的に得をする。

要するに、目の前に投資をするのか?将来に投資するのか?

やっぱり人生は投資だと思った。

10. 想像と現実のズレ

人間の脳は現実世界には存在していないものを、あたかも存在しているかのように 捏造する。

そして、起きるかどうか分からないリスクに対しては『起きるかもしれい』 と思ってしまう。

 具体例

僕が起業した時に、「もし食って行けなかったらどうしよう…」と不安だった。

結果なんて誰にも分からない。

楽観、悲観、現実の三つを見る事は大切だけど、悲観過ぎするのもいけないと感じました。

そして、今思うと、悩むだけ無駄だったと思った。

常にフラットな状態で何事も考えることが大切ですね。

行動経済学者ダニエルカーネマン:まとめ

こんな風に、この人間社会には、僕らの目に見えない部分で様々なルールや法則が存在することが分かると思います。

ちなみに、余談ですがテスラ・モーターズやPayPal、スペースX社を作った、実業家のイーロンマスクがこのようなことを言っています。

我々が生きているこの世界は、

コンピューターのシミュレーションに違いない。

スガツヨ

僕はさっきお昼寝をしてたのですが、リアルの夢を見て、

「これは現実なのでは?」と思い目が覚めたことを記事を書きながら思い出しました笑。

世界がシュミレーションされてるか?の有無は僕らにはできませんが、

目に見えないものがこの世界にはあると理解して生活すれば、さらに「人間の感性が磨かれるのでは?」と思いました。

なので皆さんも、この機会に目に見えるものではなく、”目に見えないもの”を意識して普段の生活を送ってみてはいかがでしょうか?

そうすれば、新しい発見を見つけやすくなったり、価値観や考え方が良い方向へと変わっていけるかもしれませんからね♪

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