未来を予測するにはSFが最適!おすすめ映画8選と未来考察をお届け🪐

こんにちは。

お盆が終わり、少しずつ涼しくなるかな?と思っていましたが、未だに暑い日が続いていますね。

冷房に当たっていると身体がだらけるので、早く秋になってほしいと思っている今日この頃です。

さて本日はSF映画好きの僕が、近い将来どんな未来が訪れる可能性があるのか推測してみました。

では今回は、近未来世界へと誘うSF映画の紹介と未来考察をお届けします。

ハリウッド映画は人々に未来を見せる

よくハリウッド映画は、映画というコンテンツを通じ、将来訪れる未来を見せていると言われています。

というのも、急にVR世界が主流になったり、お金という概念がなくなったりしたら人類全体が慌てふためいてしまいますからね。

なので、映画を通じ

  • 徐々に人々に慣れさせていく
  • 徐々に次の時代へと移行させていく
  • 徐々に当たり前を切り替えていく

そんな狙いがハリウッド映画にはあります。

僕はSF映画を見るたび「今後こういう未来が訪れるから心の準備をしておけよ」と言われているような気がしています。

今後映画を見る機会があったら、このような視点で見てみるとオモシロイかも。

未来・次世代を暗示しているSF映画8選

レディ・プレイヤー1

いわゆるバーチャルリアリティー、仮想世界を暗示している映画です。

監督はスティーヴン・スピルバーグ。

ストーリーは、2045年荒廃している世界で、スラム街で暮らさざる得ない多くの人間は、完璧なバーチャル世界「OASIS」へと現実逃避。

「OASIS」の天才創設者からの遺言が発表され、全世界を巻き込む争奪戦になっていくSFアクション映画です。

この映画は2018年に始まったということはコロナ禍前。

コロナ禍中は、

  • リモートワーク・テレワークの増加
  • ライフスタイルの多様性
  • バーチャルリアリティーの進化

などを踏まえると、近い未来を暗示していたかのような作品です。

エリジウム

エリジウムは、マット・デイモン主演のSFサスペンスアクション映画です。

2154年、富裕層はスペースコロニー「エリジウム」に居住する一方、それ以外の人間は貧困ですさむ地球に居住。

貧しくもがき続ける男が、ある事故をきっかけにエリジウムへに行くことを決意するストーリーです。

富裕層と貧困層に二分された世界を舞台に描かれており、現代社会の格差を痛烈に批判しています。

現在、世界中で「格差社会」が社会問題化しているなかで、これから人類はどんな世界を作っていくのか?想像力を掻き立てられる映画です。

 

舞台は2016年、犯罪多発都市のヨハネスブルグで生まれたAI搭載ロボット・チャッピーの物語。

AIロボットが自我を持ちはじめ人間と共存していく姿を描いています。

今現在AIには感情がありませんが、今後のテクノロジーの進化によっては、自我を持つAIがでてくるかもしれませんね。

また、人間の意識をコピーしロボットに転送することで、人間の身体を捨てロボットとして生きていく姿も描かれています。

これがまさしく未来の不老不死の世界なのかもしれません。

ガタカ

優秀な遺伝子のみを持つ人間によって支配された近未来を描くSFサスペンス映画です。

遺伝子操作で生まれた「適性者」だけが優遇される世界において、「不適合者」として生まれた主人公が適性者を装い宇宙へと旅立とうともがくストーリー。

この映画は、資本主義社会や優勢思想を痛烈に批判している一方、アメリカ航空宇宙局のNASAからは「最も現実的なSF映画」と評価されているようです。

とはいえ、遺伝子的なハンディキャップを持った主人公が、自分の能力の可能性を信じ、人生を切り開いていく姿はシンプルにかっこいいのでおすすめ。

舞台は巨大企業に支配された2077年のナイトシティ。

サイボーグ手術などの身体改造が一般化した近未来世界が舞台で、不老不死の鍵を握るインプラント「Relic(レリック)」を追うストーリーです。

こちらは映画ではなく最先端ゲームですが、世界観が緻密につくりこまれており、2077年の世界にタイムスリップしたかのような感覚に陥ります。

  • かつてない没入感
  • ストーリーの奥深さ
  • 映像や視覚的な演出の仕方
  • 緻密な世界観の作り込み

などに驚きました。

企業の主権、格差が進む都市、チップを脳に入れる(トランスヒューマニズム)、空飛ぶ車などはすごく現実味がある一方、エンターテイメント要素も非常に多い作品です。

サイバーパンク系のジャンルに興味がある方は、ぜひプレイしてみてください。

ブレードランナー 2049

2049年カリフォルニアが舞台の人造人間(レプリカント)と人類が共存する世界を描いたSF映画です。

この未来世界では、動物や植物などは絶滅しており全てが作り物、地球には人間と汚染物質、人造人間しかいない世界。

最大のテーマは、「神様」×「人間」×「AIロボット」を巡る新しい神話の創造です。

  • 近未来に起きそうな現象
  • 人間の心情
  • 新しい信仰の在り方

など、映画というカタチでわかりやすく表現されているので、とてもリアルで現実味を感じる。

未来への警告や、過去と未来の対比を作品を通じて考えさせられます。近未来世界に触れたい方におすすめの作品です。

TIME/タイム

人間は25歳で成長が止まり、体内時計の残り時間によって余命が設定されたタイムリミットSFアクション映画です。

「時間」=「通貨」という世界なので、裕福な人間が永遠の命を得る一方、貧しい人間は死が待ち受ける世界。

不条理な世界に嫌気がさした主人公は、社会システムに反発し立ち向かうストーリーです。

現実社会で考えると極端極まりない世界観ですが、社会システムという観点でみると、中国では信用スコアを利用したサービスが普及しています。

  • 性別
  • 年齢
  • 職業
  • 購買行動
  • 税金の納付状況
  • 公共料金の支払い状況

などのデータから一人ひとりの信用度を数値化したものが信用スコアです。

例えば、信用スコアが高い人は金利の優遇や保証金免除などの特典を享受できる一方、信用スコアが低い人は公共サービスの利用に制限がかかるなどがあるようです。

現代社会は監視社会と言われているように、AIの発展、テクノロジーの進化によって、今後の社会は信用スコアが一般的になる時代が訪れるかもしれませんね。

マトリックス

マトリックスは言わずと知れた名作です。

主人公ネオは、自分が生きる世界が仮想現実だと知り、人類をコンピュータの支配から解放するため、救世主としてエージェントと戦うストーリーです。

マトリックスでは、AIが人間をエネルギーとして活用し、人間を支配する関係性です。

そのため、この映画は人工知能が人間の脳を追い越し(シンギュラリティ)、人類がAIに支配される時代を映像として予言していると言われています。

現代社会はAIを活用することで人間の生活が豊かになりつつありますが、もしもAIに自我が生まれたり、感情が出てきたりした場合、マトリックスのような世界線になるかも。

近未来SF映画の共通点

今回紹介した近未来SF映画の共通点をまとめてみました⇓

  • テクノロジーと人間の融合
  • バーチャルリアリティー
  • 貧困と裕福の格差社会
  • シンギュラリティ
  • 遺伝子操作された人間の誕生
  • 人造人間と人類の共存
  • 軍事産業を牛耳る企業の支配
  • 不老不死の世界
  • 優勢思想
  • 新しい信仰「神」の在り方
  • 信用スコア

今後どんな未来が訪れようとも、とてもポジティブで多くの人々が豊かに、そして幸せになることは間違いないでしょう。

ただ、行き過ぎた社会システム、過度な格差社会、優勢思想、AIとの対立などの未来は訪れてほしくありませんよね。

近未来SF映画を見て未来を考察することは、創造性や仮説を立てて考える能力を鍛えられたり、不確実な未来にたいしてチャンスを獲得できたりするのでとてもおすすめです。

SF映画に興味がある方は、今回紹介した映画をぜひチェックしてみてください。

近未来SF映画から見る【これから盛り上がる分野】

最後に、近未来SF映画から読み取れる、これから盛り上がりそうな分野について考察してみました。

  • 高速衛星通信ネットワーク
  • 無人飛行(無人航空機、ドローン)
  • 高効率太陽電池・蓄電池
  • 電子部品・半導体
  • マイクロ・ナノ化学チップ
  • サーバーセキュリティ対策

今後、どんな業界・分野が盛り上がっていいくのか、もっと深掘りして研究していこうと思います。

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