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コップの中の水をどう見るか?
この言葉は、経営学の父であるドラッガーの名言です。
与沢翼さんの本の中で、非常に分かりやすく「コップの水」の例えを出していたので紹介します。
それは「マルサの女」という、国税局の調査官と脱税容疑者との戦いをリアルに描いた作品です。
そこで調査官の花村が、「どうやったら、あんたみたいにお金を作れるのか?」と問いました。
すると、脱税容疑者がこのような言葉を言った。
金を貯めようと思ったらね、使わないことだよ。
あんたは葬式があれば1万円、結婚式があれば3万円とだすでしょ?
そんなものにお金を出していたら、お金は貯まらないよ?
- 「100万円あったって、使っちゃったら残らない」
- 「たった10万円でも使わなければ丸々10万円残る」
あんた、今ポタポタ落ちてくる水の下にコップを置いて、水溜めているとするね。
喉が渇いたからといって、まだ半分しか溜まっていないのに、あんたは飲んじゃうだろ?
これは最低だね!
なみなみといっぱいになるのを待って、それでも飲んじゃダメだよ!
いっぱいになって、溢れて垂れてくるやつ。これを舐めるの。
この言葉から僕は、「もう半分も入っている!」と考えるのと、「まだ半分しかない!」と考えるのでは、全く異なると感じた。
そして、天皇陛下の「耐え難きを耐え」という言葉がある通り、やはり何事も忍耐強い人がこの世界では生き残れて、いわゆる成功者に近づけるのではないか?と思いました。
我慢と聞くと、ネガティブなイメージに捉えがちですが、
我慢を美徳と考え、将来大きく返ってくるモノだと考えれば、
それはもう我慢ではなく、「投資」という言葉に変換できるのでは?
だから、僕はコップの水を溜め、滴り落ちる水滴に感謝しようと思いました。
今あるモノをいかに使い倒せるか?
これは今の不況の時代でも、「今ある半分の水(自分の能力)をいかに使い倒せるか?」とも捉えられると感じました。
どういうことか?
それはコップの中の水が今現在半分しかなくても、上手にその半分を使って武器にするということです。
例えば、資金があれば、短期投資や長期投資にお金を使える。
はたまた、WEBサイト作成の力があれば、ネット上にすぐに新しい事業を作れる。
コピーライティングが得意なら、メディアのライターとして稼いでいくことも可能。
また、自分が今から何かに挑戦することをネット上にアウトプットし、お金を稼ぐこともできる。
こんな風に、「今あるモノ(自分自身)をいかに使い倒し、どのように「お金」や「スキル」を使うのか?」が大切だと感じました。
いわゆる、人生の投資能力です。
こんな時代だからこそ、「今の自分ができることって何だろう?」と考え、行動に移すことが長期的に生き残る秘訣だとも思いました。
「コップの水をどう見るのか?」
この言葉には、
- 「半分も入っている!」
- 「まだ半分しかない!」
と水が滴り落ちてくるまで待つことも大切ですし、
「自分には半分の水がある」と考え、その半分の中で、それを「どう武器にするのか?」とも捉えられる。
こんな風に、言葉一つとっても色々な解釈ができるので、改めて言葉の面白さに気づいた今日この頃です。
話が逸れてしまいましたが、コップに水を溜めたり、コップの水を武器にするには共通なことが一つある。
それは我慢(投資)。
お金を貯めることも、スキルを付けることも同じで、何事にも負荷を掛けなければいけない。
人生は全てメンタルだと言われている通り、最終的には自分自身を徹底的に鍛え上げることが、新しい世界を見れるのではないか?☺️
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こんにちは!
ノマドライフのスガツヨです。
本日は与沢翼さんの「お金の真理」から、「コップの水をどう見るのか?」という比喩について、
学べることがありましたので、少しアウトプットさせて頂きます。