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本の題名は「僕は君たちに武器を配りたい」です。著者は日本のエンジェル投資家、経営コンサルタントの瀧本哲史(たきもとてつふみ)さんです。
具体的な内容は、 激動の日本社会で生き抜くためのゲリラ戦のすすめとなっています。本記事では私が学べたポイントについて少しアウトプットさせて頂きます。
人材がコモディティ化し賃金がさらに下がる
今の時代、グローバル化やテクノロジーによって、日本だけではなく世界の中での競争時代に突入しています。
同じ性能であれば安く生産したい世界なので、皆と同程度の成果を上げる人であれば、より安い給料で働いてくれる人を採用するのが会社です。
つまり、周りの人達と同じ成果しか上げられない人は、 コモディティ化してしまい賃金がさらに下がってしまうということです。
※コモディティ化とは、「どの会社の製品やサービスも似たようなもの」に見えるようになった状況
このようなコモディティ人材にならないためには、替えの効かないスペシャルティ人材になる必要があると著者の瀧本はおっしゃっています。
これからの時代でも生き残れる人材の特徴4選
ここでは、これからの時代に生き残るビジネスパーソンの特徴とざっくりとしたポイントについて紹介します。
マーケッター
- 商品やサービスにストーリーを付加価値にして販売する
- ブランドにイメージや権威、世界観を付加価値にして販売する
- 商品やサービスに「熱狂的なファン」を作り出す
- 「自分を商品化」&「売る場所を変えること」で市場効率アップ
イノベーター・起業家
- 働く業界でビジネスチャンスを見つける
- 働く業界でヒト・モノ・カネの流れを徹底的に研究する
- イノベーションのチャンスは、「しょぼい業界」にある
- 「徹底的にマネする」「逆の発想」がイノベーションを生む
リーダー
- クレイジーな人であれ(徹底的に結果にこだわる)
- 普通の人をうまく使うことができるスキルはとても重要
- リーダーのサポート役に回ることでも十分成功できる
投資家
- 投資は長期的な視点で富を生み出し続けるか、人が信頼できるかの2点で判断する
- 今の時代住宅ローンは詐欺に近い、賢く生きるには金融知識を付けて防御せよ
- 収入は自分自身でコントロールできるようにする
不安解消マーケティングに騙されてはいけない
今の時代、将来に対して漠然とした不安を抱く方が増えている。
そういった人に向けての不安解消マーケティングに著者の瀧本氏は警鐘を鳴らしています。
不安解消マーケティングとは、例えば下記のようなものが挙げられます。
- 資格を取得すれば、どの会社でも活躍できる
- スキルアップ転職を煽り、資格学校に入校させる
- 老後の不安を煽って、投資信託に投資させる
- 将来の不安を煽り、副業塾を宣伝する
マーケティング手法としては一概に間違った戦略ではありませんが、 10年前に比べて将来の不安を煽る広告を目にすることが増えてきました。
そもそも「何のために学ぶのか?」という視点で考えることは大切だと感じます。
学ぶことは素晴らしいことですが、自分のコンプレックスを埋めたい、資格を取りたいから学ぶのではなく、 知識の水準を確認するために勉強するというのも考え方の一つです。
勉強すれば大丈夫と安易に思うのではなく、あらゆる物事に対して多角的な視点で捉えたうえで行動することは、非常に大切だと感じました。
投資家的に生きていくことの大切さ
投資家的とは、 実際に自分の手足を使って行動し、自分の頭で考えることで身に付くスキルのことです。
社会に出て役に立つのは、インターネットや本などの二次的な情報ではなく、無我夢中になって手に入れた知識や経験(一次情報)が重要になります。
勉強して手に入れるものではなく、リアルな世界で問題を改善したり、実際にライバルと競争したりして成長していくのです。
つまり、自分の力で行動したことだけが、本物の武器になる。
また、勉強と収入が比例しないのが日本社会とのこと。自分の努力や時間、能力を何につぎ込めばリターンとしてマネタイズできるのかを考えて行動することが重要だと学べました。
まとめ:感想・学べたこと
「僕は君たちに武器を配りたい」この著書のメッセージとしては、資本主義は競争社会だが、そのなかで勉強にいそしむのではなく、投資家的な頭で行動することが重要だということを学びました。
例えば、何かしらの商品を購入した時、どうして自分はそのサービスに価値を感じたのかを考えてみたり、
新型コロナウイルスの情報に関しての疑問をそのままにせず、自分で調べてみたりなど、自分から情報をつかみに行くことが大切です。
また、専門知識を学ぶことは重要なことですが、その詰め込んだ専門知識に固執してしまい自分をコモディティ化させてしまうのは危険だと感じました。
ダーウィンの 「生き残る種は強者ではない。極めて賢い者でもない。変化に最も柔軟に対応できる者だ」という名言がある通り、いつどの時代でも上手に波乗りしながら生きていこうと改めて思える内容でした。
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こんにちは!スガツヨです。菅谷豪志
今日は最近読んだ本の中で、一番良かったものを紹介しようと思います。