大衆心理を理解する重要性|「なぜ」を追求すれば真理を知れる💡

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複数のWEBメディア運営をする事業主。SEO・コンテンツマーケティング・アフィリエイト広告・リスティング広告などWEBマーケティングが得意。編集者・トレーダーとしても活躍。

こんにちは。

今日は僕が普段からやっている、大衆心理を利用してチャンスをつかむ方法、ぶれない思考や正しい認識を身につけるコツについて紹介しようと思います。

まず大衆心理について

大衆心理とは、多くの人が集まることで生じる心理状態のことです。

「赤信号みんなで渡れば怖くない」という言葉が有名です。

集団でいると個人の責任感が薄れたり、思考力が落ち判断力が鈍ったりと、集団の意見にながされがちです。

集団の意見は自分の頭で考えず行動できるので、とっても楽。人の意見に流されればいいだけなので。

人間は楽して生きたい、楽してお金が欲しい、はぶられたくない、異端児になりたくないという意識を持っています。

そのため、何も疑問を持たず生きてれば、当然人は大衆に流されてしまう。

自分の意見を持つことは、この世界で生きていくうえで必要不可欠なことだと感じています。

大衆に逆らうには勇気がいる

最近「チ。」という、15世紀のヨーロッパを舞台に、禁じられた地動説証明に命を懸けた者たちのアニメを見ました。

当時地球が宇宙の中心とする「天動説」が主流でしたが、太陽が宇宙の中心で、 地球や他の惑星が太陽の周りを回る「地動説」を証明することに命を懸けた者たちの物語です。

宗教と化学との対立、人間の情熱を描いており、どこか淡々としていて静かに燃える炎のようなアツさを感じます。

大衆の意見、既存の常識・価値観に反する行為をすると、異端児扱いされ処刑されてしまう時代の中で、常識や同調圧力にも揺るがない、確固たる信念を持つ者たちはとても勇気がある。

これはどの時代でも同じだと思う。

大衆に逆らうことは、単なる反抗ではなく、社会の常識や慣習に疑問を抱くことで「真理」を発見できる。

そして、そこにはチャンスがある。

「チ。」は最近見たアニメで一番心に響いたので、ぜひ機会があればチェックしてみてください。

大衆心理はビジネスや投資にも活かせる

例えば、投資の場合。

ここに買いポジションが溜まっているというこは、もっと下げたら買いポジションを持っている人たちが耐えられなくなり、多くの人が決済すると仮定できる。

決済とは、利確・損切のことです。(専門用語ではストップロス)

すると、さらに下がるのではないか?と仮定でき、 期待値が高くなるほど、大きな利益を得られる確率が高くなる。

その反対もしかり。

そして、そこにはチャンスが生まれる。

これはビジネスでも同じで、世の中の人が面倒だと思っていること、楽したいこと、効率化したいことを考えサービスにできればそこには価値が生まれる。

大衆は何を考え、どのような思惑で行動しているのかを考え続けることは、自営業者としてとても重要なことだと感じています。

大衆心理を理解するポイント

僕が普段やっていることを紹介します。

3つの視点で情報を見る

まず1つの記事から何かしらの情報をインプットしたと仮定します。

頭の中で、「この記事を読んだ人は、こう思うだろうな」といった感じで一般的な意見をつくります。

そして、「記事を読んだ大衆は、このように行動する傾向があるかもしれない」とシンプルなイメージを頭の中で作る。

2つ目は、 記事を作った人の思惑を読み取る。

なぜこのタイミングでリリースしたのか?なぜネットでは賑わっているのにテレビでは放送されないのか?といった感じで、発信者の意図と目的をイメージする。

3つ目は、「もしこの記事が間違っていて、大衆が踊らされているとしたら?」と考え意見を作ります。

このように、一般の意見を鵜吞みにする人たちの頭の中、発信者の意図と目的、情報が間違っていた場合の3つの視点で情報を見れば、いろいろと仮説が立てられます。

よく金融系の記事は、大衆をわざと躍らせるような、フェイクの記事が結構あるので僕は注意深く見ています。

情報を見てすぐ鵜呑みにするのではなく、様々な観点から考える思考力を身につければ、冷静にそして合理的な判断がしやすくなるので試してみてください。

予測する練習をする

例えば、コンビニに立ち寄ると仮定します。

その時、 前もって何を買うのか、どこの棚に商品があるのか、お客さんはどのくらいいるのか、何分で店から出られるのかを瞬時に予測します。

メタ認知みたいなものです。

僕の場合、たばこ、飲料水、クッキーを買うことが多いので、いつも2分程度と予測しています。

2分以上かかっているなら、何か問題が生じている証拠。

その問題は、新商品に目を取られている、余計なものを買っている、一番くじのイベントをしている、お客さんが多くて時間がかかっている、店員が新人などが挙げられます。

こんな風に、前もってある程度予測し、周りを観察することで、大衆の行動や心理を少しづつ把握する能力が磨かれていくと感じています。

マスの情報には常に疑問を持つ

マスの情報は、常に疑問を持って見ることが大切だと感じています。

  • なぜ、このニュースが取り上げられているのか?
  • なぜ、このスポンサーがついているのか?
  • なぜ、最近は安くて量が多いグルメ特集が多いのか?
  • なぜ、最近投資系のコンテンツが流行っているのか?
  • なぜ、最近タレントが叩かれることが多いのか?
  • なぜ、テレビの情報だけを見て人々は信じるのか?

こんな風に、なぜを追求すれば真理に近づきやすい。

この習慣をつければ、 マス情報の意図や目的を把握できたり、その情報に影響される大衆の心理も理解しやすいです。

大学時代先輩に、なぜを3回考えろと言われ、それが印象的で今でもやっています。

なぜ×なぜ×なぜ

まとめ

大衆の逆に行くことは、とても勇気のいることですが、そこには必ずチャンスがあると思います。

そのチャンスをつかむためには、 日ごろから大衆の行動や心理を観察する癖をつけることが重要です。

どんな物事にも疑問を持ち、その疑問を解決できなくてもいいので、自分なりの解釈を付けて意見を作ることがとても重要。

そうすれば、集団の意見に流されず、合理的な判断ができ、豊かな人生を送れるようになると思っています。

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